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弁護士法人心 立川法律事務所

債務整理とクレジットカードに関するQ&A

  • 文責:所長 弁護士 福島晃太
  • 最終更新日:2025年7月10日

債務整理をすると、クレジットカードはどうなりますか?

クレジットカードを発行している業者を相手に、債務整理を行う場合、その業者に対し、債務整理をする旨の通知をすることになります。

業者がその通知を受け取って以降は、クレジットカードは使用できなくなります。

なお、任意整理の場合、手続きの対象にしていないクレジットカードは、しばらくの間使うことができますが、信用情報に事故情報が登録されるため、更新のタイミングで使えなくなる可能性があります。

クレジットカードで支払っている料金はどうすればいいですか?

支払方法を変更する必要があります。

水道光熱費、携帯電話料金などを、クレジットカードで支払っている場合、支払方法を変更しないと、料金が未払いになってしまいます。

そのため、支払の方法を、銀行振り込みなどに変更しなければなりません。

債務整理後に、クレジットカードを作ることはできますか?

一定期間経過後であれば、クレジットカードを作成することが可能になる可能性があります。

債務整理をすると、信用情報機関に、債務整理を行った旨の情報が記載されます。

業者は、この情報を見て、クレジットカードを発行するかどうかの審査を行うため、信用情報機関に情報が記載されている間は、クレジットカードの審査が通らない可能性が高いです。

信用情報機関の情報は、5年から7年程登録されると言われているため、一定期間が経過すれば、クレジットカードの発行が可能になる可能性があります。

クレジットカードの代わりになるものはありませんか?

デビットカードを利用するという方法があります。

クレジットカードを利用すると、商品の購入代金などを、クレジットカード会社に立て替えてもらい、後日、クレジットカード会社に支払いを行うことになります。

料金を立て替えてもらうということは、一時的にクレジットカード会社から、お金を借りることと同じ意味を持つため、クレジットカードの発行には審査があります。

他方、デビットカードを利用すると、自己の銀行の口座から、そのままお金を支払うことになります。

つまり、誰かからお金を借りることはないため、原則としてカード発行の際、審査がありません。

そのため、債務整理後であっても、デビットカードの利用は可能です。

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